入学、入社、結婚、出産。
ライフイベントにおける引越しで大切なこと
入学や入社、結婚・出産など人生の大きな出来事の際に引越しをする人も多いことでしょう。新しい土地で新しい人に出会い、新しい環境での暮らしを快適にするには、やっぱり引っ越しをスムーズにすることが大切です。そこで、ライフイベントにおける引っ越しのコツや、覚えておくと便利なことをまとめてみました。
進学で親元を離れて一人暮らしをする大学生や、家族の引っ越しでお子さんが小学校や中学校などに入学する場合は3月に引っ越しをする人が多いです。この時期は1年の中でも最も引っ越しが多い繁忙期。特に、土曜日や日曜日、祝日は予約が取れにくくなるので、なるべく早いうちに引越し業者に依頼しましょう。
ひとり暮らしの場合は荷物をなるべく少なく!
初めて親元を離れて暮らす人は新生活にウキウキして、あれもこれも持っていきたくなり、荷物が多くなりがちです。なるべく料金を安く済ませるには、不要な物と必要な物をきちんと分けて、なるべく荷物を少なくすることが大切です。季節のものは、一旦は実家に置いておくというのも手です。また、家具や家電製品は新居に引っ越し後に買うというのもコツです。
学校を卒業して、入社という流れは3月と4月にだけ見られる光景です。学生から社会人へとステップアップするこの時期の引っ越しはとても大きな意味を持つことでしょう。
では、卒業・入社時の引っ越しにおいてどんなことに気をつければスムーズに行くのでしょうか?
スケジュールを立てよう
大学の卒業式は3月中旬~下旬、企業の入社式は4月初めというのが一般的となっています。つまり、卒業式と入社式との間の期間があまりありません。また、入社前研修などの予定がある人もいることでしょう。卒業後に遠くに引っ越す場合は送別会、会社の新人歓迎会などが開かれるのもこの時期です。となると、予定がいっぱいになり、引っ越しの準備はなかなかはかどらないこともあるでしょう。ですから、遠方に引っ越す場合には特にスケジュールの立て方には注意したいところです。引っ越しでは荷物の搬送や荷解きだけでなく各種届出もしなくてはいけないので、その点も含めた細かなスケジュール調整を考えてください。
引越しの予約はお早めに!
3月、4月は1年の中でも最も忙しい引っ越しのハイシーズン。就職が決まって予定が見えたら引っ越し業者への見積もりを始めるなど、早めの行動が引っ越しをスムーズにするコツです。
単身者の挨拶回りはここに注意
引っ越しが済んだら、手土産を持ってご近所さんに挨拶回りに行くのが慣習です。しかし、単身者の場合はちょっと注意が必要。単身者向けのマンションの場合は留守のことが多く、隣近所と挨拶を交わすことも少なくなってきています。それでも、今後のことを考えると挨拶しておく方が良いと言えます。ただし、女性の一人暮らしの場合はその限りではありません。女性専用マンションなどの場合には問題はないでしょうが、防犯の観点から挨拶回りを控える人も多いようです。
結婚はライフイベントの中でも最も華やかで幸せに満ちた重要なイベントですよね。そういう意味でも2人の新しい門出に相応しい新居への引越はスムーズに行いたいところです。
引っ越しがストレスにならないようなスケジュールに
新婚さんにとっての新居は、結婚式、新婚旅行に次ぐ大きな決め事の1つです。結婚式をされる方は1年ほど前から結婚式の準備をしている人も多く、新婚旅行なども含めると、新居への引っ越しの日程は逆算的に決めていく必要があります。結婚式より前に引っ越すのかどうかなど仕事との日程を考えながら、ストレスにならないようなスケジュールを立てることが重要となるでしょう。
互いの持ち込み物をチェック
結婚まで同棲をしていないカップルの場合は、新居への引越しの際に互いの持ち物を持ち寄ることになります。となると、被ってしまっている物や家電製品など、2人で事前に確認する必要がありそうですね。特に気をつけたいのが洗濯機や電子レンジなど2つは必要ないもの。また、買い換えなければならないものについても話し合っておきましょう。
女性にとって、妊娠・出産は人生の中でも一番と言っていいほど大きな出来事ですよね。新しい家族が増えることで、少し広いお家に引っ越したいというのは自然なことです。また、すでに出産をして、乳幼児をもつご家庭にとっても引っ越しはお子様の環境を考えての大きな決断となることでしょう。それでは、妊娠中や小さなお子さんがいらっしゃる家族はどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?
子育てをしながらの引越し準備は早めがGood!
3歳くらいまでの乳幼児がいるお母さんにとって、お子さんのケアと引っ越し準備の両立は大変です。そのため、早い時期からの準備が大切ですよね。
子どものお世話をしながらの梱包はなるべく旦那様に任せるとしても、割れ物や包丁などの危ない物の梱包、重い荷物の持ち運びなどはお子さんが寝てから、時間のある時に済ませてしまうのがベターです。また、おむつや着替えなどは引っ越し当日まで使うので、梱包は最後にしましょう。
引っ越し当日はどうする?
引っ越し当日はどうしてもお子さんに危険な作業が伴うので、できればどなたかに預かってもらうのが理想的です。近隣のご両親や親族、ママ友がいると安心ですが、それが無理な場合は託児所やファミリーサポートセンターなどを利用すると良いでしょう。
人生の節目となる時期の引っ越しは大変ですが、準備と計画をしっかり行っておけば、スムーズに引っ越しできるはずです。早め早めのスケジュールを意識して、まずは引越し業者に問い合わせしてみましょう。
知りたい!シチュエーション別&特殊な引越しマニュアル
- 知りたい!シチュエーション別&特殊な引越マニュアル まとめ
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- 卒業・就職時の引越し
- 結婚時の引っ越し&エピソード
- 小さなお子さんがいる場合の引っ越し
- ペットの引っ越し&エピソード
- ピアノの引越し&エピソード
- 車・バイクの引越し&エピソード
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