引越しを考えるなら、ゴミ置き場と掲示板をチェック!見落としがちな賃貸物件のチェックポイント
部屋の間取りや駅からの距離など、賃貸物件を選ぶ際にメインとなるポイントがありますが、入居後のトラブルを回避するために必要なのが、「ゴミ置き場」や「掲示板のチェック」だと言われています。ゴミ捨てのマナーが悪い場合は住民トラブルが増えたり、掲示板に管理会社からのメッセージがあればしっかり管理されている証拠になります。
賃貸物件への引越しを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ゴミの日ではないのにゴミが出されていたり、粗大ゴミが回収されずに溜まっていたりというのが目立つようなゴミ置き場の場合、その物件にはマナーの悪い住民が住んでいる可能性が考えられます。
いざ住み出して、自分がルールに則って行動していても、身勝手な住民のせいで迷惑するということにならないように、事前にきっちりとゴミ置き場の様子を確認しておきましょう。また、ゴミ出しのルールとして時間が限られていると、一人暮らしや共働きの世帯では苦労してしまうことになりかねません。時間に縛られることなくゴミを出せることはとても大切です。ゴミは生活する上でどうしても関わってくることなので、自分の生活サイクルで無理なく対応できるかどうか、引越し先を決める前に確認しておくのがおすすめです。
ほかにも、ゴミ置き場が敷地内外どちらにあるかによって捨てやすさも大きく変わってきます。忙しい方や時間が不規則な仕事の方は、24時間捨てられる敷地内ゴミ置き場がある物件に引っ越すのがおすすめです。他にも、プライバシーが守られているゴミ捨て場であるか否かも、チェックしておくと良いでしょう。
引越し先を探す場合は、部屋の中だけでなくその物件の駐輪場も事前にしっかりチェックしておきましょう。駐輪場はその物件がきちんとメンテナンスされているかどうか、定期的に管理人さんや掃除業者の方によって、点検や掃除がされているかどうかを確認しやすいスポットだからです。古い自転車が放置されたままだったり、自転車があまりに雑に置かれていたりしていたら、マナーの悪い住民がいるという可能性も考えられます。
「駐輪場有り」となっている物件でも、駐輪場を利用するうえで注意すべきポイントがあります。というのも、物件によっては駐輪料金が別途、必要になる場合もあります。無断で自転車を置くとトラブルに発展することもあるのでくれぐれも注意しましょう。
他にも、複数人での同居を前提とするマンションでは、1世帯ごとに駐輪できる台数が決まっている場合があります。特に、子どものいる家庭などでは、自転車の使用台数が増える可能性もあるので、事前に制約についてチェックしておきましょう。もし、自転車を利用したいにもかかわらずマンションに駐輪場がない場合は、家主や不動産管理会社に相談をしたうえで、置く場所を確保するようにしましょう。
賃貸物件の掲示板は、入居者にさまざまな情報を伝えるためのもの。物件に関する情報はもちろん、地域の有益な情報などが掲示されるので、住民にとって大切な存在です。
引越しの候補先を内覧する際は、この掲示板も必ずチェックするようにしましょう。もし、深夜の騒音や生活音漏れなどの注意が張り出されている場合は、騒音問題が進行中である可能性が考えられます。また、壁が薄すぎるという物件そのものの問題に起因しているかもしれないので、騒音に関する張り紙を見つけた場合は部屋の壁もしっかり確認しておくのがおすすめです。
また、ほかにも、マナーやルールに関する告知が多く張り出されている場合は、それぞれに関連した問題が起こっている可能性も。気になることは管理会社などに現状を確認してみても良いでしょう。
管理人の業務は物件によって異なりますが、おおまかには、共用部分の清掃、電球交換など設備のメンテナンス作業、定期点検の立ち合い、ゴミ出し部分の清掃や整理などが挙げられます。これらの業務を担当してくれる管理人がいることで、物件がきれいに保たれるだけでなく、何か問題が発生した時に、逐一相談に乗ってもらえるなどの利点があります。
例えば、基本的に管理人が物件を毎日チェックしているので、共用部分の電球が切れたとしても迅速に交換してもらえるでしょう。また、ゴミ出し部分が汚れていたりした場合も速やかに清掃してもらえるので、常に清潔な状態に保たれ悪臭などにストレスを感じることもないでしょう。
ほかにも、人が常駐することで不要なチラシなどの投函を抑止する効果も生まれます。そのため、チラシでポストがすぐいっぱいになるということを防いでくれる可能性があります。さらに、オートロックの物件の場合、うっかり鍵を部屋に置いたまま建物の外に出てしまった場合には手助けしてもらえそうです。
賃貸物件のゴミ置き場や駐輪場などの共用部をしっかりとチェックすることで、その物件の管理状態や、どのような住民が住んでいるかなどが自ずと見えてくるものです。これから住み続ける大切なお部屋を決めるうえで、大事な決め手のひとつであることを覚えておいて、引越しに向けた内覧の際には、お部屋だけでなくこれらのポイントも忘れずにチェックしましょう。
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