家族で引越しする時に知っておきたい。バリアフリー物件のチェックするポイント 引越しなら0003の[アーク引越センター]ちゃんとしたお引っ越し

家族で引越しする時に知っておきたい。バリアフリー物件のチェックするポイント

家族で引越しする時に知っておきたい。バリアフリー物件のチェックするポイント

年配の方が住む時や、家族に年配の人がいる場合などは、引越し先の賃貸物件がどれくらいバリアフリーなポイントをクリアしているのかチェックする必要があります。「居住スペース」「洗面所」「玄関」「お風呂」「トイレ」「廊下」など、スペースごとに注意したいポイントを紹介します。

バリアフリー住宅とは

高齢者や障がいのある人が、社会生活をしていくうえで障壁(バリア)となるものをなくし(フリー)、安心・安全に暮らせる住宅のこと。代表的な例としては、段差をなくしたり、廊下に手すりをつけたり、車椅子などでも動線が確保されているなどがあります。

チェックポイント:アプローチ

建物の敷地入口から自宅がある部屋の玄関までのアプローチ部分が安全に通れるかチェックしましょう。敷地内の段差をはじめ、車椅子でもスムーズに移動できるかスロープの傾斜などを確認します。

また、部屋が2階以上の場合はエレベーターの有無、エレベーターの広さ、乗り降りのしやすさもポイントになりますので、忘れずに確認しましょう。

チェックポイント:玄関

車イスやベビーカーもストレスを感じることなくスムーズに出入りができるよう、玄関のバリアフリー対策は大切です。段差はもちろんですが、幅も大切なポイントです。
玄関のドアは車椅子がスムーズに出入りできるように75cm以上の幅があると良いでしょう。また、玄関で靴の脱ぎ履きをするスペースが十分確保されていることも大切です。
引き戸タイプのドアであれば、車椅子の人でも1人で出入りができ便利です。さらに、玄関スロープが付いている物件であれば、高齢者だけではなく、妊婦の方や子どもでも安心して移動できます。

チェックポイント:廊下

チェックポイント:廊下テープ

車椅子で室内を移動することを考えると、廊下や開口部が広めの物件に引っ越すのがおすすめです。最近の賃貸物件はフローリングが一般的になっており、素材や仕様によっては滑りやすいものがあるので、内見のときにしっかり確認することが必要です。

各部屋のドアの開け閉めのしやすさ、照明のスイッチの位置が車椅子に乗った状態でも届く高さかどうかなども大切なチェックポイントです。さらに、高齢者の場合、手すりがある廊下の方が歩きやすく、安全性が断然高くなります。後付だと費用の面や許可取りなど、手間がかかってしまうので、なるべく元から手すりが備わっている賃貸物件がいいでしょう。

チェックポイント:リビング

車椅子を利用する場合、ちょっとした段差でも進行の妨げになります。高齢者の場合、つまづいたり転倒したり、ケガをしてしまうことも。危険を減らすためには、段差が少ない、または段差を低めに設定した物件を引越し先に選ぶのが理想です。また、廊下同様にフローリングの場合は、滑りにくい素材や仕様になっているかどうかも確認しておきましょう。

チェックポイント:キッチン

足腰が弱まったり、車椅子に乗った状態でも物が取り出しやすくなるように、収納位置の低いキッチンがおすすめです。また、万が一の事故に備えて、火事になりにくいIHヒーターやガス漏れ検知器などを備えた物件に引っ越すのが望ましいでしょう。さらに、車椅子での移動に十分な広さも確保されている方がストレスを感じることなく良いでしょう。

チェックポイント:お風呂

チェックポイント:お風呂テープ

浴室は転倒する危険性が高い場所です。少しでも転倒のリスクを減らすために、なるべく浴室と脱衣所に段差がない物件に引っ越しましょう。また、浴室内に滑りにくい床材を使っていたり、手すりがあるとより安心です。
さらに、バスタブと床の高低差が高いと、湯船をまたぎにくいだけでなく、転倒のリスクも高まるので、低床式ユニットバスを採用している物件がおすすめです。
他にも、浴室は脱衣所との温度差によるヒートショックの危険も潜んでいます。ヒートショックを予防するためにも、浴室暖房乾燥機が備わった物件を探してみるのもおすすめです。

チェックポイント:洗面所

車椅子を利用した状態で操作することを考えれば、洗面台の水栓はレバーハンドルの方がおすすめです。また、立った状態なら楽に操作できても、車椅子など低い位置からでは使いにくい場合もあるので、水栓の設置位置が低く設定されているかどうかをしっかり確認しておきましょう。
他にも、車椅子を利用した状態で操作するためのスペースが確保されているどうかも大切なポイントになります。

チェックポイント:トイレ

トイレには立ったり座ったりする際に利用できる手すりがある方が良いでしょう。また、手すりの有無だけではなく、使いやすい位置に設置されているかどうかも大切です。

他に、扉の開け閉めはしやすいかどうか、車いすで入れる十分な広さがあるかどうか、出入口に段差がないかもしっかりチェックしましょう。車椅子から便座への移動がしやすい高さかどうかも、忘れずに確認しておきたいポイントです。

バリアフリー物件のチェックポイントを紹介しました

いかがでしたか? バリアフリーに対応した物件へ引っ越しは、チェック項目も増えて苦労するかもしれません。しかし、住み始めてから後悔しないように、引越し先を選ぶ段階で、項目ごとにしっかり確認しておきましょう。細かくチェックをしながら、住みやすく居心地の良い物件を見つけてみましょう。

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