引っ越し作業は全部任せた方がいい?
引っ越しおまかせプランのメリット・デメリット

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引越し作業の中で最も大変だと言われるのが、荷造りと荷解き。荷造りが苦手でなかなか作業が進まない、引越しをしても荷ほどきに着手できない・・・という方も多いかもしれません。
そんな方におすすめできるのが、荷造りや荷解きを含めて作業のほとんどを依頼できる「引っ越しおまかせプラン」です。ここでは、「引っ越しおまかせプラン」のメリットやデメリットについて解説します。
引越しのおまかせプランとは、引越しに必要な荷造りから搬出などの運搬サービスに加えて、搬入、荷ほどきなどほとんどの作業をおまかせできるサービスです。
たとえば、家具梱包・搬出・輸送・搬入・セッティングなどの基本プランにプラスして、引越し業者のスタッフが新居での荷ほどき・後片付けまでをサポートしてくれる場合もあります。荷造りと荷ほどきの作業は、時間がかかる上にとても面倒で、できればやりたくないと思っている人は多いもの。また、引越しに慣れていない人、時間や体力がない人、引越し後の生活をスムーズに始めたいときなどに、頼りになるプランといえます。顧客のニーズに合わせて、サービス内容の異なるおまかせプランをいくつか設定しているケースが見られますので、訪問見積もりの際に確認すると良いでしょう。

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プラン名や細かい内容は、引越し業者によって異なりますが、おまかせプランは基本的に荷造りから荷物の搬出入、新居での荷ほどきまで一連の作業をまるごと依頼できるサービスといえます。
具体的には、引越し作業の中でも特に大変な荷造り、大型家具や家電の梱包、大型家具・家電やダンボールなどを旧居から搬出して、運搬用のトラックに詰め込む作業、運搬用のトラックで新居まで運ぶ搬送、新居に荷物を入れる前に、玄関や廊下、床、壁、階段など傷つきやすい場所を保護し、傷がつくのを防ぐ新居の養生、トラックから新居に荷物を運び込む搬入、依頼人の指示通りに行う家具の配置、ダンボールに詰めていた衣類や雑貨などを取り出す荷ほどきや片付け。さらに、使い終わったダンボールをその場で引き取ってもらうことも可能です。
●アーク引越センターの「すべてお任せフルフルプラン」
荷造りや食器梱包などの引越し準備をはじめ、家電のセッティングや荷ほどきまで、すべての作業を行うプランです。家族で住み替えが必要になった方や、転勤までの日程が短く共働きで忙しい方などにおすすめです。引っ越し当日に大型家具・家電などもスタッフが梱包。荷造りが完了したものから、スピーディかつていねいに運び出し、専用車両で新居へ運び出します。新居に着いたら養生を行い、指定の場所に家財一式をセッティング。すべての荷物が運び込まれているかを確認できたら、引越しが完了です。このプランには、段ボール最大50枚無料、ふとん袋最大1枚無料、ハンガーボックス最大5個無料、毎月1日から20日まで特典割引などの特典も用意されています。
アーク引越センター「すべてお任せフルフルプラン」の詳細はこちら
https://www.0003.co.jp/plan/pair/full.html
おまかせプランは、引越し作業を全ておまかせできるので手間が少ない分、通常プランに比べて、費用は高めに設定されていることが多いです。
| 引っ越し人数 | 通常プランの相場 | おまかせプランの相場 |
|---|---|---|
| 1人 | 30,000〜50,000円 | 50,000〜100,000円 |
| 2人 | 50,000〜100,000円 | 80,000〜150,000円 |
| 3人 | 100,000〜150,000円 | 150,000〜250,000円 |
ただし、これらの費用はあくまで相場なので、荷物量や引っ越し時期のほか、移動距離などによって料金は異なってきます。そのため、詳しい金額は、訪問見積もりの際に確認するようにしましょう。

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●メリット① 梱包の手間が省ける
引越しの際の荷物の梱包は、ワレものなど種類によって包み方を変えなければならないデリケートな作業です。梱包する荷物の数も多く、慣れていない作業のため時間がかかってしまいがちです。そんなとき、日々引越し作業をしているプロにお願いすれば、梱包にかける時間と手間を大幅に減らすことができます。
●メリット② 新生活がスムーズに始められる
おまかせプランには、転居後の荷ほどきまで対応してもらえるケースが多くあります。基本的なプランでは、自分で荷ほどきをしなければならないため、場合によってはしばらくダンボールに囲まれた生活を送ることもあるでしょう。おまかせプランで荷物の収納までお願いしておけば、転居当日から、すぐに新生活がスムーズに始められるでしょう。
●メリット③ ダンボールの片付けもおまかせできる
引越しの際に必要になるダンボールの片付けは、大変なものです。ダンボールは、通常のゴミとは異なり、月に数回の資源回収に出すことになるからです。荷ほどき後に部屋がダンボールだらけになってしまうと、片付けが追いつかないという状況になりかねません。おまかせプランで、荷ほどきをしてその場で不要になったダンボールも回収してもらえば、手早く部屋がすっきりするので大きなメリットになります。
主なメリットが理解できたところで、デメリットも確認していきましょう。
●デメリット① 費用が高い
通常のプランに比べておまかせプランは、費用が高くなりがちです。通常の引越しに比べて作業工程が増えるので、どうしてもコストがかかってしまいます。ただし、引越し会社によっては、必要な作業を選択できるケースもあるので、必要なサービスだけを上手に選んで、料金を抑えることもできます。
●デメリット② 引越しにかかる時間が長い
おまかせプランの場合、依頼する作業が多くなるため、引越しにかかる時間がどうしても長くなってしまいがちです。引越し当日に荷造りをして荷物を運ぶ作業も同時に行わなければならないためです。引越しの作業時間を短縮したい場合は、不用品をあらかじめ捨てておいて、荷物を減らしておくとよいでしょう。
●デメリット③ 荷物を見られてしまう
荷造りや荷ほどきまでお願いする場合、荷物の中身を、引越し会社のスタッフさんに見られてしまうことになります。どうしてもプライバシーが気になる荷物がある場合には、中身の見えない袋や容器などで保護するなどしておく方がおすすめです。
全ての作業を引っ越し業者に依頼できる「おまかせプラン」でも、必ず自分でやらなければいけないことがあります。
・貴重品や人に見られたくない荷物、風呂やトイレ用品は、自分で梱包するか持ち運ぶようにしましょう。
・引っ越し先の作業がスムーズになるよう、家具や家電の配置を事前に決めておきましょう。
・不要なものは引っ越し前日までに処分しましょう。特に、粗大ゴミは回収の方法が住んでいる場所によって異なるので事前に処理しておきましょう。
引っ越しおまかせプランを利用するメリットやデメリットについてご紹介しましたが、いかがでしたか。一見、大変な引っ越し作業ですが、引っ越しおまかせプランを利用することでラクに済ませることができます。引っ越しにかかる費用と、作業のバランスを考えてスムーズな引っ越し作業を目指しましょう。


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