地震対策・耐震グッズの検討
地震大国・日本で安心して生活するために、近年注目されているのが耐震グッズ。耐震マットを筆頭に、その種類は多岐にわたります。そして、家具を一から設置する引越は、そのグッズの数々を準備するのにピッタリのタイミングといえるでしょう。また、本棚などは重いものを下に、軽いものほど上に入れるなど、少しの工夫で地震対策にもなります。新たな生活のスタートを機に、さまざまな対策を施してみてはいかがでしょうか。
これまで、耐震グッズといえば耐震マットが主なものでしたが近年ではさまざまなグッズが開発・発売され、多くのスーパーやホームセンターなどで見かけるようになりました。ガラス飛散防止フィルムや、家具の転倒を防止する壁面固定器具、扉開放防止用品に突っ張り棒と、その特徴・用途はさまざまなので、どの家具にどのアイテムが必要かしっかりと吟味して設置しましょう。
地震が起きたときに気をつけたいのが、家具の転倒や落下。特にリビングやキッチンには大型家具が多くあり、きちんと地震対策をしなければなりませんが、耐震グッズや日々の意識で対策をすることができます。
- テレビやパソコン
耐震マットなどを使用して固定し、落下を防止する。できるだけ低く設置するのも有効 - 本棚やタンス
重いものを下部、軽いものほど上部に収納する。さらに、突っ張り棒や耐震マットなどの転倒防止用品で天井や床に固定する。また、上下部が分かれている組み立て式の場合は、金具などでつなぎ部分を固定する - 食器棚
扉開放防止用品を取り付けるほか、ガラス扉にはガラス飛散防止フィルムを張る。棚の上には物を置かず、重いものや大きな調理器具、お皿は下部に収納する