引っ越す前にきちんと理解しておきたい。賃貸物件の敷金・礼金について 引越しなら0003の[アーク引越センター]ちゃんとしたお引っ越し

引っ越す前にきちんと理解しておきたい。
賃貸物件の敷金・礼金について

引っ越す前にきちんと理解しておきたい。賃貸物件の敷金・礼金について テープ

賃貸物件が飽和状態とも言われる昨今。一昔前なら敷金・礼金で30万円以上など初期費用がかさんだこともありましたが、現在は敷金・礼金のゼロゼロ物件や、礼金のみなどさまざまな設定があります。
今一度、敷金・礼金の意味を理解し、敷金ありとなしで引っ越しの時にどのようなメリット・デメリットがあるのかをきちんと理解して物件選びをするようにしましょう。

敷金とは

敷金とは、部屋を借りる人(借主)が部屋を貸す人(貸主)に預けておく保証金のことです。契約期間中に滞納があった場合の家賃債務や、部屋を損傷させた場合などの退去時の修理費の担保として、先に預けておくお金で、家賃の1〜2ヵ月分が目安とされています。

敷金を支払うタイミングは、入居の際に行う契約時の1回のみです。それ以降は契約更新のタイミングでも敷金は支払う必要はありません。また、敷金はあくまでも家賃の滞納や修繕費用が発生した場合の保証金のため、特に問題なく住んでいた場合は、退去時に返還されるものです。ただし、基本的に、退去する際は入居時の状態に戻してから貸主に返すルールになっているので、清掃費用や原状回復費(不要な場合もある)がかかります。これらの費用が敷金から差し引かれ、残ったお金が借主に返金されます。賃貸借契約時の特約で退去時に敷金から差し引かれる費用を確認しておきましょう。

礼金とは

礼金は、文字通り、部屋を所有する大家さんに対して、お礼の意味として支払います。「賃貸のお部屋が少なかった時代に、大家さん(賃貸人・貸主)に対して『貸してくれてありがとう』という気持ちで払っていたものだそうです。礼金を支払うタイミングは、敷金と同様に賃貸契約時です。また、相場の金額は家賃の1〜2ヵ月分とされています。礼金は大家さんへ感謝する意味で支払うお金であるため、退去時に返金されることはありません。

敷金・礼金がない物件がある理由

敷金・礼金がない物件がある理由 テープ

築年数が古かったり、駅から遠かったり、他の物件と比べて何かしらの条件が不利となる物件に、敷金・礼金がない物件が多くみられるようです。というのも、何かと出費の多い引っ越しにおいて、初期費用が抑えられる物件は借主にとって大変魅力的です。貸主側としても、なるべく長く空き室を作りたくないという意向があるので、契約時に敷金・礼金をなくして金銭的負担を少なくして売り出すことで、入居者を早く見つけやすくする狙いがあるといえます。

敷金・礼金あり物件のメリット・デメリット

●敷金・礼金があることのメリット

家賃の滞納や退去費用に備えて引っ越しの際に大家さんに預けておくお金なので、家賃を滞納せずお部屋を大事に使っていれば、敷金は退去時に返金されます。長期的に住むことを前提に考えると、結果的に原状回復費用(=クリーニング費用)を抑えることにつながる点がメリットといえます。

●敷金・礼金があることのデメリット

デメリットは、ズバリ契約時にまとまった費用が必要になる点です。敷金・礼金は共に家賃の1〜2ヶ月分が目安とされていますので、家賃の金額によっては数十万単位になるので大きな負担となる場合もあります。

ゼロゼロ物件のメリット・デメリット

ゼロゼロ物件のメリット・デメリット テープ

●メリット1:初期費用の負担が軽い

最大のメリットは、引っ越しの際に必要な初期費用の負担が軽くなる点にあります。初期費用の項目のうち、敷金や礼金は大きな割合を占めるため、大幅なコスト削減につながります。初期費用の負担が少なくなる分、少し高い家賃の物件にも引っ越せるようになるため、部屋探しの選択肢を広げることも可能です。

●デメリット1:物件数が少ない

ゼロゼロ物件は数が比較的少なく、希望条件に合った部屋を見つけるのは難しい点がデメリットと言えます。「希望条件に合う部屋しか借りたくない」という場合は、敷金・礼金ありの物件も検討することをおすすめします。

●デメリット2:家賃が割高になることも

元々は初期費用で請求しようとしていた金額を、毎月ごとの家賃に少しずつ上乗せしているケースもあります。例えば、家賃12万円で礼金2か月分の物件を、敷金・礼金なし物件に変更した場合、元々の礼金の合計金額24万円を、賃貸契約期間2年(24ヶ月)で割ると1万円になります。これを毎月の家賃12万円に上乗せして「賃料13万円・礼金無料」として入居者を募集しているケースがあるのです。

●デメリット3:人気が低い物件の場合も

人気がない物件は特に、敷金・礼金なしになりやすい傾向にあります。入居者が続かない物件は空き部屋になりやすく、空き部屋の状態が続くと大家さんに物件収入がなくなるため、工夫をして入居者を集める手立てが必要になるのです。空室率(空室の数)を減らして収入を維持するために、敷金・礼金をなしにして入居者のハードルを下げているのです。

●デメリット4:退去する時に別途費用が発生することも

ゼロゼロ物件は、退去する時に別途費用が発生することがあります。契約書に「退去時に別途クリーニング代・修繕費用を支払う」などと記載されているケースがそれです。入居時に敷金を払っている場合は、基本的にはそこから退去費用を差し引くことになりますが、敷金がない場合には退去時に追加で費用の負担をしなければなりません。つまり、ゼロゼロ物件は初期費用の節約になるものの、最終的な出費は敷金が必要な物件と大差ないといえます。

●デメリット5:家賃を滞納すると対応が厳しいことも

ゼロゼロの物件は、もしもの時に備えた保証金の役割を果たす敷金を預かっていないため、支払いにはより厳しくなる傾向にあります。そもそも、家賃は滞納しないことが大切ですが、もしもの際にトラブルにならないよう、契約の段階で確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。新しい部屋に引っ越す時には、なにかとお金がかかるもの。そんな時にこそ、上手に選ぶと費用面で大きなメリットがあるのが敷金・礼金いらずのゼロゼロ物件です。選ぶ時は、契約内容をしっかり理解し、周辺環境・設備などの諸条件のチェックも忘れずにしましょう。

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