不動産関連情報 不動産会社選びのポイント 不動産関連情報

通学や通勤ほかの交通の便などを考慮し、引っ越し先のエリアの候補が決まったら、３件ほどそのエリアの不動産会社に相談してみましょう。声をかけるのは、多ければ多いほうがいいのでは？という声も聞こえてきそうですが、案外、不動産は横のつながりがあり、あなたが複数の不動産に声をかけたことが分かる可能性があります。そうなると、不動産側もあまりいい気がしません。より親身になってもらうためにも、あまり多くの不動産に顔を出すことはおすすめできません。また、物件探しは、実はどの不動産もほとんど大差がないと思ってもかまいません。そして正直に「あそこの不動産では条件に合う物件がなかった」と伝えれば、次の不動産も話が進みやすいです。
さらに、不動産会社に直接行って物件を探すのもいいですが、できれば事前にアポを入れておくことをオススメします。メールや電話であらかじめ条件を伝えておけば、時間の軽減にもつながります。ネットなどで調べた場合、サイトに載っている物件の内見希望を伝えておくと、それと同ランクの空き部屋も一緒に提示してくれるところが多いので、非常に便利です。

そして、ＣＭなどで見られる大手不動産会社が駅前などにもよく見られ利用しやすいですが、できれば、いくつか不動産会社を訪れる中で、地元の管理物件を多く抱える不動産にも足を運んでみましょう。賃貸物件を持つ大家（オーナー）が不動産に管理・入居者募集を依頼することが多いのですが、人気物件は地元に根ざした会社が一任して依頼を引き受けることがあります（これは、仲介手数料などの関係もあります）。思わぬ掘り出し物件が見つかるかもしれません。
なかには、半ば強引に希望と異なる空き物件をすすめてくる悪質な不動産もあります。さらには条件のいい物件を“おとり広告”として出し、客を集める会社なども存在しますので注意しましょう。
トラブルに巻き込まれた際は、各都道府県の宅地建物取引業に関する苦情窓口に相談することをおすすめします。