引越しの手続きの中で、意外と知られていないのが愛犬の登録です。犬も人と同様に、申請が必要となりますので注意が必要です。
愛犬の登録については、新しい住所の市町村役場、または保健所で行います。引越し前の手続きは特に必要ありません。印鑑と旧住所の市区町村で交付された犬の「鑑札」、お持ちの方はその年度に発行された「狂犬予防注射済症」を持参しましょう。「鑑札」があれば、手続きは無料ですが、紛失してしまった場合は、1600円ほどの再交付手数料がかかります。
また、猫や小鳥をペットとして飼育している場合は、届出の必要がありませんが、ワニなど国の特定動物を飼育している場合は転居手続きが必要になります。新住所地の都道府県庁に問い合わせるか、ホームページを確認するようにしましょう。
愛犬などペットを飼っている方は、引っ越し先での近隣への挨拶の際に、その旨を伝えておくことをおすすめします。特に集合住宅では、ペットが苦手な人もいるかもしれませんし、鳴き声やニオイ、毛などが原因で、ご近所とのトラブルになることもあります。最低限のマナーを守り、誰もが快適に暮らせるように気をつけましょう。