山口
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優遇・支援制度
山口
山口の基本情報
山口県は中国地方の西部、本州の最西端に位置しています。面積は約6,112km2、人口は約144万人。県庁所在地は山口市(約20万人)です。島根県、広島県のほか、海を隔てて愛媛県、福岡県、大分県とも隣接しています。「県の花」は夏みかんの花、「県の鳥」はナベヅルです。経済的に広島県、福岡県との繋がりが非常に深い県でもあります。
三方を日本海、関門海峡、瀬戸内海に囲まれた地形となっており、その影響で気候も大きく変化します。日本海側の地域では曇りの日も多く、冬には積雪もあります。瀬戸内海側の地域は概ね温暖で、晴れの日も多くなっています。関門海峡に近い地域では、日本海側、瀬戸内海側の気候の二面性を持っています。いずれの地域も厳しい暑さ・寒さ、極端な雨や雪などもなく、引っ越しをすることになっても特別な心配は必要ありません。
山口県は幕末から明治にかけて活躍した人物を多く輩出しています。長州藩の本拠地であった萩市の城下町には、幕末の志士たちにゆかりの深い史跡が豊富に残っています。萩市のほかにも観光名所が数多くあり、もっとも観光客が多く訪れるのは「ふぐ」で有名な下関市で、年間600万人を超える観光客が訪れます。そのほかにも、秋芳台や秋芳洞、巌流島、錦帯橋などの人気スポットも点在しています。
県庁所在地である山口市は、かつて「西日本の京都」と言われたことがある都市で、京都の文化や京都の町並みをお手本に、数多くの寺院が立てられてきました。代表的な建物としては、1442年に建立された五重塔を持つ瑠璃光寺や、画僧で名高い雪舟が設計したといわれる枯山水庭園で有名な常栄寺があります。日本にキリスト教を伝えた聖フランシスコ・ザビエルの来日400年を記念して建てられたロマネスク様式のザビエル記念堂も、県民自慢の観光名所です。
瀬戸内海と日本海のいずれにも向き合うその地理的な特性から、地域毎に異なる県民気質やライフスタイルを形作ってきました。すなわち山口県に引っ越しをする場合、その地域によって粘り強く素朴な山陰の顔と、陽気でおおらかな吉備的気質にあふれた山陽の顔という正反対の顔に出会うことが多くなります。そして、この二つの気質に、独立心と自己顕示欲が強い毛利家の武士たちの気質を受け継ぐ、長州藩の顔を加えた三つの顔が、山口県民の県民気質となっています。
山口の優遇・支援制度
県内に新居を構え、太陽光発電システムを設置する場合、「地球にやさしい環境づくり融資制度」を利用できます。最大で500万円まで融資してくれるこの制度を利用すれば、高額な太陽光発電システムの設置も現実的になってきます。しかも、融資年率は1.0%で、償還期間は10年という利用しやすい制度となっています。県の制度だけでなく、引っ越し先の各市町村にも、太陽光発電システムの補助金制度が用意されている場合がありますので、それらを上手に活用するようにしましょう。