東京
引越し先のご当地情報&
優遇・支援制度
東京
東京の基本情報
東京都は関東地方の中心地であるだけでなく、日本の首都でもあり、政治・経済、文化の中心地となっています。日本でもっとも人口の多い都道府県(約1320万人)で、世界屈指の大都市としてその名を知られています。面積は約2,187km2ですが、伊豆諸島や小笠原諸島を管轄しているため、日本の最東端と最南端は東京都ということになります。「都の花」はソメイヨシノ、「都の鳥」はユリカモメです。千葉県、埼玉県、山梨県、神奈川県と隣接しています。
東京都の大部分は、日本最大の平野である関東平野に位置しています。多くの河川が流れているだけでなく、都市部にも緑が多く、大都市圏であるにも関わらず身近な場所に自然を感じる場所が点在しています。他の地域から引っ越しをしても、四季の変化が掴みやすいことが特長です。道路や鉄道などの交通網が高度に発達しており、非常に便利な街ですが、雪や大雨には弱いという面もあります。
四季の移り変わりが分かりやすく、晴れる日が多いことが特徴ですが、梅雨の時期は雨の日が多くなります。夏は高温多湿となりますが、大阪や名古屋などに比べると蒸し暑さは弱いようです。中心部である23区内はビルが非常に多いため、ヒートアイランド現象が見られ、冬でも氷点下になることがあまりありません。一方で多摩地方のような内陸部では、冬になると氷点下なることもしばしばです。郊外から都心部に移動すれば、温かく感じられると言われるほどです。
江戸時代から日本の中心地として繁栄しているだけでなく、今では世界の経済の中心地の一つとなっています。世界的規模の大企業本社が世界でもっとも集まる街でもあります。世界一物価が高い都市ともいわれていることも影響し、近郊の街がベッドタウンとして発展しており、それらの地域に引っ越しをして、1時間以上かけて都内の企業に通勤する人が多くなっています。都心を離れた郊外では、すぐそばに世界有数の大都市があることを忘れてしまうほど、自然ゆたかな風景を楽しめます。
日本を代表する企業の本社が数多く存在し、世界中からも大手企業が進出しています。テレビ局や新聞社、出版社などもほとんどが東京に本社や拠点を構えており、まさに日本の中心地となっています。そんな大都市である東京都は、ニューヨーク、ロンドン、パリ、北京、ソウル、モスクワなどの世界有数の都市と姉妹都市にもなっており、世界と日本を結ぶ架け橋としての役割も果たしています。
東京の優遇・支援制度
各市町村で実施されている各種優遇・支援制度ですが、子育て世帯に対する支援が盛んです。妊婦検診の公費負担や子ども医療費助成制度、児童手当といった基本的な経済的支援は、細かい内容が異なりますが、都内の各区・市町村で実施されています。
そのほかにも、引っ越し先となる各自治体で工夫を凝らした支援が行われています。中央区では「出産支援タクシー券助成」として、タクシークーポン3万円分が支給されたり、練馬区では自転車用のヘルメット購入補助費が支給されたり、渋谷区では妊娠12週(84日)を越えて出産し、出産日の3ヶ月前から申請日現在まで渋谷区に住民登録をしている人を対象に、8万円を支給する「ハッピーマザー助成」なども用意されたりしています。都営住宅においても、若年ファミリー世帯向け、多子世帯向けなどの支援制度が設けられています。