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静岡の基本情報
静岡県は「日本一の山」と称される富士山がシンボルとなる県として有名で、お茶の産地としても知られています。神奈川県、山梨県、長野県、愛知県と隣接しており、その面積は7,780km2、人口は約380万人で全国10位に位置します。県内に、県庁所在地の静岡市(約71万人)と浜松市(約80万人)という、二つの政令指定都市があります。そんな静岡県の「県の花」はツツジ、「県の鳥」はサンコウチョウです。
富士山がシンボルの県旗を使用しており、富士山はまさしく県民の誇りとなっています。日本地図を見るとよく分かりますが、県土が東西に長い県です。旧国名でいうと「遠江」「駿河」「伊豆」という3つの地域からなっており、それぞれの地域性に特色が見られます。
サッカーが非常に盛んな県で、県内の強豪校から多くのプロサッカー選手を輩出しています。Jリーグにも、静岡県を本拠地とするジュビロ磐田、清水エスパルスというチームが存在しており、サッカー・スポーツファンの間で「サッカー王国」として親しまれています。
サッカーが盛んなことで知られるだけでなく、農林水産業、工業なども盛んな県としても有名です。お茶、みかん、マグロ、カツオ、ウナギなどの産地であるほか、自動車や楽器、紙の製造が非常に盛んな県でもあります。意外なところでは、プラモデルメーカーが集中しており、日本のプラモデルの実に90%以上が製造されています。2009年6月には待望の静岡空港が開港しています。
魅力的な地域の一つとして伊豆半島があります。ここは昔から江戸や東京に暮らす人々の観光や避暑・避寒の別荘地域として開発が進み、たくさんの温泉や太平洋の大海原を望む景観はまさに絶景です。そんな伊豆半島の玄関にあるのが熱海です。ここは、国内屈指の海を望む温泉街で、1300本の梅を誇る熱海梅園があります。また、数多くの別荘やペンションで有名な伊東も魅力あふれる温泉郷の一つです。この伊豆半島南部の下田は、黒船来航で知られるペリー提督が上陸したポイントとして一躍歴史の重要な拠点になりました。
県民気質としては、東西に分かれる「遠江」「駿河」「伊豆」の3つの地域それぞれで異なると言われています。古くから人の往来が多い「駿河」では、あらゆるものに順応性を発揮する一方で、優柔不断で自己主張が弱いとされています。一方、「遠江」の気質は、どちらかと言えばせっかちで新しモノ好好き、独創性があるとされ、温暖な気候と豊かな海産物に恵まれた「伊東」の人は、楽天的で南国的な気楽さ、明るさがあると言われます。
静岡の優遇・支援制度
各市町村の各種優遇・支援制度の一例として、引っ越し先で新たに住まいを購入する場合に利用できる「しずおか住宅ローン優遇制度」があります。この制度は、県内で生産される木材の利用を促進する狙いもあります。この制度を利用すると、住宅ローン金利や手数料などの優遇を受けることができますが、制度には複数の種類があります。詳しくは最寄りの金融機関にお問い合わせください。
子育てに関する支援にも積極的で、その施策の一つが「しずおか子育て優待カード」です。18歳未満の子どもがいる家庭、妊婦のいる家庭に交付されるカードで、県内の店舗や企業で割引サービスなどの優待が受けられます。協賛店舗・施設は、静岡県内になんと約6,000店以上もありますので、何かと便利に使えるカードとなっています。