沖縄
引越し先のご当地情報&
優遇・支援制度
沖縄
沖縄の基本情報
沖縄県は日本の最西端・最南端に位置する県です。亜熱帯・熱帯地方に属し、常夏の島として多くの観光客を集めています。面積は約2,275km2で、人口は約140万人。県庁所在地は、日本でもっとも面積の小さい県庁所在地である那覇市(約32万人)です。沖縄県は海上で鹿児島県と隣接しています。「県の花」はデイゴ、「県の鳥」はノグチゲラです。
昔から琉球王国として独自の歴史を築いてきたこともあり、日本の他の都道府県とは異なる文化・風習を持っています。言葉や音楽、建物や衣類なども独特で、それらは日本全国の多くの人々から高い人気を集めています。ゴーヤー、沖縄ソバ、豚足、泡盛といった伝統的な食べ物のほか、アメリカ軍が生み出したタコライスなども、ご当地グルメとして大いに人気を博しています。
亜熱帯・熱帯に属する気候であるため、1年中温暖で過ごしやすくなっています。日本一の長寿県となっている理由の一つも、暖かい気候にあるといわれています。しかし、引っ越し先となる沖縄県は「台風銀座」とも呼ばれるほど、台風の接近が多いことでも知られています。本土からの旅行客に人気がある独特の住居ですが、その造りは台風や雨への備えがもとになっています。
在日米軍基地の街として発展してきた那覇市の中心には、市場街の平和通りやファッショナブルなお店、レストランが軒を連ねる国際通りがあり、地元沖縄とアメリカの文化や生活スタイルが溶け合った国際観光都市として、多くの日本人旅行者を引きつけています。16世紀に建てられた首里城への正式な入り口である「守礼の門」は、県のシンボル的存在で、琉球建築の粋を極めた傑作として知られています。2000年の沖縄サミットを記念して発行された二千円札の図柄にも採用されており、もっとも二千円札に深い愛着を感じているのが沖縄県民です。
沖縄では県民を「うちなんちゅう」といい、本土の人々を「やまとんちゅう」と呼んで区別しています。人々の結束は固く、郷土愛がきわめて強い県民性を有しています。つねに気楽で自然体の生き方を好む人々ですが、一見人当たりが良さそうに見える一方、内面には自分を曲げない頑固さも持ち合わせているのも大きな特徴の一つです。そんな頑なさが災いしてか、離婚率は県別で全国一位というデータがあります。
沖縄の優遇・支援制度
引っ越しをする人が、少し羨ましくなるような各種優遇・支援制度があります。たとえば、他の都道府県に比べて、ガソリン税、酒税、高速道路料金が低いことが挙げられます。ガソリン税は他の都道府県より1リットル当たり7円も安く、高速道路料金は4割引です。また、ビールにかかる酒税は、他の都道府県に比べて2割軽減されています。そのほか、自賠責保険、NHKのテレビ放送受信料なども割安です。
恵まれた気候を活かして、太陽光発電システムを自宅に導入する方には、県の「沖縄県住宅用太陽光発電導入支援補助金」の利用をおすすめします。国が支給する同様の補助金を同時に受けることが条件となりますが、1件につき2万円の補助が受けられます。那覇市でも1kWあたり 3万円、上限5万円までの補助が受けられます(申込み件数が予算を超えると抽選となります)。