岡山
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優遇・支援制度
岡山
岡山の基本情報
岡山県は中国地方の東部に位置する県で、南部は瀬戸内海に面しています。面積は約7,113km2、人口は約195万人です。県庁所在地は政令指定都市である岡山市(約71万人)で、「県の花」は桃の花、「県の鳥」はキジです。兵庫県、鳥取県、広島県のほか、瀬戸内海を隔てて四国の香川県と隣接しています。瀬戸内海を隔てた香川県とは、本州四国連絡橋の一つである瀬戸大橋で繋がっています。県の南東部に引っ越しをしたら、瀬戸大橋を渡り、香川県でさぬきうどんを味わうといったことも、気軽にできるでしょう。
県北部の山間部などを除けば、1年を通じて日照時間が長く、温暖な瀬戸内海式気候に属しています。気候のもうひとつの特長として、降水量が少なく、快晴の日が多いことが挙げられます。そのため「晴れの国」という愛称が付けられています。引っ越しをしたら、かつてないほどの青空に恵まれた暮らしができるかもしれません。
農業と工業が非常に盛んな県でもあり、交通の要衝としても発展しています。全国的に有名な農産品としては、桃やブドウがあります。そのほかにも、岡山平野などでとれるコシヒカリやヒノヒカリも有名です。県の北部などでは、椎茸や松茸も数多く栽培されています。戦前は紡績などが盛んでしたが、現在では日本屈指の石油コンビナートを中心に、各種工業が盛んになり、瀬戸内工業地帯を支えています。鉄道や空港、高速道路、幹線道路の整備も進んでいるほか、船舶の往来も多く、中国地方の交通の要衝としての役割も果たしています。
山、平野、高原、海に浮かぶ島々など、さまざまな顔を持っていますが、主として岡山市、倉敷市、吉備地方の3つの地域に区分されています。岡山市には県のシンボルとされる岡山城があり、「日本三名園」に数えられる後楽園が有名です。倉敷市は中国地方における文化の中心地の一つに数えられ、新旧の建物が美しく融合した街並みは見事の一言につきると言われています。一方、吉備地方には、大和文化と並ぶ古代吉備文化の遺跡が残り、高山植物の宝庫として知られる蒜山高原があります。
岡山県の一般的な県民気質として、何事にも前向きに取り組み、向上心が高い人が多いとされています。合理的で経済観念が強く、いつもすばやい判断力を発揮するとも言われていますが、穏やかな気候風土と豊かな自然の恵みに恵まれた瀬戸内海地域では、陽気で大らかな人情味の厚い生き方が良いとされています。この南部の気質を「吉備気質」と呼びます。県民性と一口に言っても、どこに引っ越しをするかによって県民性は大きく異なると考えた方がよさそうです。
岡山の優遇・支援制度
県全体をあげて子育てについてのさまざまな施策を打ち出しています。医療費・教育費の負担軽減のほかにも、保育サービスの充実、放課後児童クラブの育成など、子育て世帯へのサポートに非常に力を入れています。子育て世帯の就業支援や住宅確保にも支援が及んでいますので、岡山県に引っ越しをする子育て世帯にとっては、非常に心強く感じられることでしょう。
人口減少・過疎化の進行を止めるために、各種支援を行う市町村も多くあります。それらの市町村では、10万円程度の結婚祝金や出産祝金、市町村内での就業者に対する就業奨励金、住宅取得補助金などのさまざまな支援を受けることができます。ゆたかな自然のなかで、のんびりと自分たちの暮らしを楽しみたい方には、都市部以外の市町村への引っ越しがおすすめです。