大分
引越し先のご当地情報&
優遇・支援制度
大分
大分の基本情報
大分県は九州地方の東部に位置する県で、全国有数の温泉地としても有名です。面積は約6,339km2で、人口は約120万人。県庁所在地は大分市(約48万人)です。福岡県、熊本県、宮崎県と隣接しています。また、海を隔てて山口県、愛媛県とも隣接しています。「県の花」はブンゴウメの花、「県の鳥」はメジロです。
九重連山や祖母山といった大きな山があり、雄大な自然が美しい観光地としても知られています。1年を通して温暖な気候であるため、非常に過ごしやすいことも特長です。雪や寒波などに悩まされることが少ないことは、引っ越し先として嬉しい要素になりますね。
大分県で忘れてはならないのが「温泉」です。別府温泉や湯布院温泉といえば、全国的にもとくに人気の高い温泉地として、その名が知れ渡っています。別府温泉は人が入浴できる温泉として、湧出量世界一を誇る温泉地であり、別府市の至るところに温泉が存在しています。12人ほどの別府市に、毎年1,000万人以上の観光客が訪れるというのは驚きです。
一方の湯布院温泉は、湯布院岳の麓に広がる温泉地で、こちらも別府温泉に次ぐ湧出量を誇っています。また、湯布院温泉は女性の観光客にとくに人気の高い温泉地としても知られています。引っ越し先が大分県になる方は、温泉に浸かってのんびりする時間が増えることでしょう。
歴史的偉人としては、一万円札の顔としてなじみ深い福沢諭吉がいます。福沢諭吉が欧米を歴訪した時に、彼が他の仲間とまったく別行動をとったことはつとに有名ですが、そんな良く言えば「個人主義」や「自主独立」、悪く言えば「協調性がない」価値観や行動スタイルに、県民性があると言われています。昔から小さな藩が集まった国として発展しており、それぞれの藩が生き残るために精一杯だったことも影響しているのかもしれません。
それが、県民として一つにまとまってことを始めるという習性が育たなかった理由だと言われています。自立心が強いからこそ、何か一つのことに集中すれば一気にのめり込みやすい反面、飽きやすく、淡白。したたかな柔軟性も備えているちょっと複雑な気分屋さんが、大分人の特性であり、他県の人間とはちょっと違う魅力でもあります。
大分の優遇・支援制度
支援制度の一例としては、子育て支援に関する取り組みが盛んなことが挙げられます。県では「子育て満足度日本一」を目指して、さまざまな取り組みを行っています。乳幼児を持つ親子が気軽にふれあえる「子育て広場」を県内各地に設けたり、子育て支援を受けたい人と子育てを手伝いたい人を結ぶ「ファミリーサポートセンター」などを設けたりもしています。その他にも、実に多種多様な子育て支援制度を設けていますので、引っ越し先が大分になる子育て世帯には、非常に心強く感じられることでしょう。
大学や高校に進学する生徒を対象とするだけでなく、専門学校などへの入学を希望する場合や、病気や障害を持つ生徒の支援、就学援助制度などもあり、非常に充実していることも大きな特長です。県内の各市町村が提供する支援制度も多くありますので、学校に通う子どもがいる子育て世帯で、何らかの援助・支援制度を利用したい場合は、引っ越し先の各市町村に問い合わせてみるとよいでしょう。