新潟
引越し先のご当地情報&
優遇・支援制度
新潟
新潟の基本情報
新潟県は甲信越地方の県の一つで、日本海に面しており、日本で4番目に大きい島である佐渡島があります。面積は約12,583km2で、人口は約236万人。県庁所在地は本州の日本海側で唯一の政令指定都市である新潟市(約81万人)です。「県の花」はチューリップ、「県の鳥」は学名が「ニッポニア・ニッポン」として有名なトキです。
非常に多くの雪が降る豪雪地帯に指定されており、一部の地域はさらに多くの雪が降る特別豪雪地帯に指定されています。県内は上越地方、中越地方、下越地方、佐渡地方の4つの地方に分けられています。引っ越してすぐの間は、どの地方の天気予報を見れば良いのか少し戸惑うかもしれませんが、気候の特徴が大きく変わることはありません。
新潟県を代表する歴史上の人物は、何と言っても上杉謙信です。上杉謙信は「越後の虎」「軍神」などと呼ばれる戦国時代の武将で、越後を統一し、産業を興して大きく発展させたとして、今でも県民の誇りとなっています。ちなみに、武田信玄との決戦の地として名高い「川中島」は県内ではなく、長野県にあります。歴史好きの方が引っ越しをした場合には、上杉謙信ゆかりの地を訪ねてみられるのも良いでしょう。
日本有数の米どころとして知られており、コシヒカリの生産が非常に盛んな新潟県の米の収穫量は、北海道に次ぐ2位に位置しており、米をもとにして作られる日本酒の生産量も兵庫県、京都府に次いで全国で3位に位置しています。名産品である「魚沼産コシヒカリ」は、日本でもっとも高級なブランド米として、全国に流通しています。また、米を原料にするお菓子といえば煎餅ですが、その生産量は全国1位となっています。
先ほどもお話ししたように「米どころ」としてのイメージが非常に強いのですが、実は工業も非常に盛んな県でもあります。燕市と三条市では、金属食器の生産が盛んで、世界にもその名が知られているおり、日本では約9割のシェアを誇ります。また、はさみや包丁といった金属製品も、全国屈指のシェアを占めています。あまり知られてはいませんが、原油も生産されています。
そんな新潟県は、日本のスキー発祥の地でもあります。日本にスキーが伝わったのは、1911年のこととされています。オーストリア陸軍のレルヒ少佐が、この地でスキー技術を伝授したのが始まりということです。日本にスキーを伝えたレルヒ少佐をモデルにしたご当地キャラクター「レルヒさん」は、県内外で話題となっています。
新潟の優遇・支援制度
引っ越し後に嬉しい各種優遇・支援制度の中で、とくにユニークなものとしては「にいがた出会いサポート事業」があります。これは、県内の独身男女に、県が中心となって出会いの場を提供するという制度です。クルージングや浴衣パーティーなどを通じて、出会いを支援しており、毎月数回のイベントが開催されています。引っ越し予定の独身者で、そろそろ結婚を…と考えている方は、この制度を利用してみましょう。
工業が盛んな県ということもあって、県主導の就職支援サービスとなる「新潟県Uターンサポートデスク」が展開されています。Uターン、Iターンを希望する方に対して、専任スタッフが就職相談に応じてくれるだけでなく、実際に企業を紹介してくれるサービスです。県内だけでなく、東京でも相談に応じてもらえます。興味のある仕事を見つけてから、引っ越しをするというのも手かもしれません。