宮崎
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優遇・支援制度
宮崎
宮崎の基本情報
宮崎県は九州地方の南東部に位置する県で、一年を通して温暖な気候が特長です。2007年に有名タレントが県知事に就任したことをきっかけに、全国的に注目度が急上昇しました。面積は約7,734km2で、人口は約113万人。県庁所在地は宮崎市(約40万人)です。大分県、熊本県、鹿児島県と隣接しており、「県の花」はハマユウ、「県の鳥」はコシジロヤマドリです。
日照時間が全国でもトップクラスで暖かく穏やかな気候が続く県ですが、降水量も全国で上位に位置しています。とくに、えびの高原や鰐塚山一帯は非常に雨が多いことで知られています。かつては新婚旅行のメッカとして大いに栄え、現在でも1年を通して多くの観光客で賑わっています。
県内には多くの観光客が訪れる自然公園がたくさんあります。霧島屋久国立公園、日南海岸国定公園、九州中央山地国定公園などがあり、雄大な自然を満喫するのに最適な観光地の一つとなっています。自然に恵まれているため名産品も多く、訪れる人々は美味しいグルメを楽しめます。野菜や果物、肉などは宮崎ブランドとして全国的にも有名で、スーパーや百貨店などでも宮崎産の美味しい食べ物は人気を博しています。引っ越しをされる方の食卓には、毎日美味しい食べ物が並ぶことでしょう。
とくに県内で多く栽培されているのが、大根、キュウリ、ピーマンです。大根は全国で3位の作付け面積を誇っています。また、キュウリとピーマンの生産額は全国2位ですが、温かい気候の宮崎県は冬の間の生産額は1位となっています。宮崎と言えば農業というイメージが強いのですが、漁業も盛んで、カツオやマグロ、イワシの漁獲量は日本一となっています。また、最近ではウナギの養殖も盛んで、全国にたくさんのウナギが出荷されています。
県内には日本とは思えないほど、街のそこかしこに亜熱帯性の植物が生い茂っています。暖かく、快適な気候の中で暮らしてきた県民の気風は、気候と同様明るく「陽気」で、人がよくて「温かい」と言われてきました。温暖な気候と豊かな自然のおかげで、食べるものに困らないからあくせく働かなくても生きていけます。何事ものんびりとマイペースで、無用な争いを好まず、欲の少ない人間性は、国を問わず人類に共通する南国気質かもしれません。
親切で人づきあいが良いという長所は、その裏腹として消極的で自分を売り込むのが不得意という弱点を生みだしました。それも県民の特徴として挙げられるからこそ、大人しい県民の代表として、宮崎県を大々的にPRした前知事の存在の大きさが、さらに際立ちます。
宮崎の優遇・支援制度
県内の各市町村が主体となって推進しているのが、「乳幼児医療費助成事業」です。この助成制度を利用できるのは、入院・入院外ともに小学校入学前までの児童となります。引っ越し先でこの制度を利用しようとする場合、所得制限などの条件もあります。また、各市町村によって助成の内容が変わりますので、事前に各市町村に問い合わせてみましょう。
日照時間は全国3位、快晴日数は全国2位という恵まれた環境を活かした「創エネルギー」を推進し、「太陽光発電の拠点」とするために、太陽光発電システム導入への支援を行っています。引っ越し先では「住宅用太陽光発電システム融資制度」によって、住まいに太陽光発電システムを導入する方に、1kW当たり3万円、8万円を限度額とした融資を行っています。