神奈川
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優遇・支援制度
神奈川
神奈川の基本情報
神奈川県は日本の首都である東京都の南側に位置する県です。面積は約2,415km2で、人口は約910万人です。県庁所在地となる横浜市(約370万人)は、日本でもっとも人口の多い市町村でもあります。東京都、山梨県、静岡県と隣接しており、海を隔てて千葉県とも隣接しています。「県の花」はヤマユリ、「県の鳥」はカモメです。
江戸時代の末期に開港された横浜港を中心にして栄えてきた神奈川県は、明治時代以降は工業化が進み、現在は京浜工業地帯の主力地域の一つとなっています。また、隣接する東京都のベッドタウンとしても発展しており、東京都に次いで日本で2番目に人口の多い都道府県となっています。県内総生産は約31兆円で、ノルウェーやオーストリアの国内総生産と同じ規模です。
太平洋に面していることもあって、比較的温暖で雨も多くなります。山間部では冬の冷え込みも厳しいものがあり、雪が積もることもあります。県内は西に向かうほど雨が多くなることも特徴です。県庁所在地である横浜市は、大都市部で見られるヒートアイランド現象の影響もあり、冬でも寒さが厳しくなることはほとんどありません。三浦半島は温暖であることもあって、一年中多くの観光客が訪れます。
横浜市のような人気の観光都市が県内に点在していることもあり、観光資源が豊富な県でもあります。横浜中華街、ランドマークタワー、鎌倉の街並み、小田原城、湘南海岸など、数え上げればキリがありません。引っ越しをした方は、県内の観光地を巡ることも楽しみの一つとなるでしょう。スポーツが盛んな県であり、プロ野球やJリーグなどの人気プロチームのほか、大学や高校などのスポーツ強豪校も全国的に活躍しています。
大都市圏に位置する県でありながら、大根やキャベツ、牛乳、豚肉、みかん、お茶などの生産が多くなっています。農作物の作付面積は、全国平均より小さいにも関わらず、生産性が高いというのが大きな特徴です。また、三浦半島にある25の漁港を中心に漁業が発達しており、マグロの水揚げでは全国でも有数の規模を誇っています。神奈川県は農業・漁業だけでなく、商工業も非常に盛んであり、日本のみならず世界でも有名な企業の本社等の拠点がたくさん存在しています。
神奈川の優遇・支援制度
県内の各市町村の各種優遇・支援制度を見てみますと、県内で購入した住まいに増改築が必要となった場合には、県からの増改築資金の貸付制度(限度額:500万円)を利用できます。この制度を利用できる条件として、県内の同一事業所に1年以上勤務し、同一住所に1年以上居住する、昨年の年収が800万円以下の方となっています。県内で購入した住宅に対して、耐震性の向上、二世帯住宅化、バリアフリー化などを考える場合に利用できます。ただし、公務員の場合は除外となります。