北海道
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優遇・支援制度
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北海道の基本情報
日本の最北端に位置する都道府県である北海道の面積は83,456km2で、日本の面積の約23%を占めています。「道の花」はハマナス、「道の鳥」はタンチョウです。意外と知られていませんが、北海道本島は世界中を見ても非常に大きな島の一つであり、その大きさは上から21番目に数えられています。実は沖縄県、九州、四国を合わせた面積よりも、大きいというのは驚きです。それだけ広大なため、全部で14の「支庁」に分けられており、引っ越し先が都市部から離れている場合にも、各種住民サービスを受けやすくなっています。
道全体で約550万人の人口を抱えていますが、そのうちの約190万人が集中し、全国で4番目の人口を抱える大都市となっているのが札幌市です。札幌市の中心部の場合、「大自然」というイメージとのギャップを感じるかもしれません。しかし、街の郊外に出れば、イメージ通りのゆたかな自然を満喫できるはずです。大自然のなかにゆったりと身を置くことで、北海道に住んでいることを実感できることでしょう。
そんな大自然が自慢の北海道は、農業や水産業が盛んであり、美味しい食べ物の宝庫といえます。全国各地のデパートなどで大人気の物産展などのイベントに並ぶ美味しい食べ物が、地元で当たり前のように味わえるのは、引っ越し後の大きな喜びになるかもしれません。野菜や米の栽培、畜産が非常に盛んで、農業算出は1兆円を超える規模になっています。また、漁業水揚げ高は日本の25%を占めています。それだけ農業や水産業が盛んであることから、「日本の食糧基地」とまで言われています。農業・水産業が盛んである一方、IT関連企業の集積地ともなっており、最先端技術が育っていることも見逃せません。
主要都市として、函館市、室蘭市、苫小牧市、旭川市、帯広市など、全国でも名の通った都市が存在しています。他にも、レジャー・観光などで有名な土地がたくさん存在していますから、友人・知人から羨ましがられることもあるかもしれません。イベントとしてとくに有名なのが、毎年2月に行われる「さっぽろ雪まつり」です。期間中は1000万人を遥かに上回る観光客が世界中から訪れており、地域のイベントというよりも、もはや日本を代表するイベントというべき規模になっています。
引っ越し後は、これまで当たり前だった毎年の梅雨や真夏の暑さからも開放されます。しかし、冬には雪と寒さという大きな問題があります。地域の人々から、雪国ならではの暮らし方について、しっかりアドバイスを受けることをオススメします。
北海道の優遇・支援制度
北海道の各市町村には、生活を支える種優遇・支援制度があります。その一例をご紹介しますと、函館市には「西部地区ヤングカップル住まいりんぐ支援事業」があります。函館市の西部地区に住む、夫婦いずれもが40歳以下の新婚世帯(申請日の1年以内に婚姻届を提出した新婚世帯)であり、その他の条件(収入や居住地など)を満たしている場合は、函館市から60ヶ月以内の家賃補助が受けられます。
札幌市では、0歳~小学校修了前までの子どもがいる場合は、札幌市の「子ども医療費助成制度」が使えます。0歳~小学校修了前までの子どもが診察を受けた場合、保険診療の自己負担分の一部を、札幌市が助成してくれる制度です。所得の限度額が設定されていたり、事前の手続きなども必要になったりしますので、引っ越しをする前後に問い合わせてみましょう。