広島
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優遇・支援制度
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広島の基本情報
広島県は中国地方の中心に位置する県で、経済的な面でも中国地方の中心といえる存在となっています。面積は約8,479km2、人口は約286万人で、中国・四国地方で最大の規模となっています。県庁所在地は政令指定都市でもある広島市(約118万人)です。「県の花」はモミジ、「県の鳥」はアビです。県内には、あまりにも有名な2つの世界文化遺産があります。宮島にある厳島神社と、広島市中心部にある原爆ドームです。
正式名称を「厳島」とする宮島は、瀬戸内海に浮かび、宮城県の松島、京都府の天橋立と並ぶ「日本三景」の一つに数えられています。593年の創建の厳島神社は、社殿を支える木製の支柱や朱塗りの鳥居が海中に立てられており、さらに、社殿の大部分は海上に伸びる回廊で結ばれています。鮮やかな朱塗りの社殿が海に浮かんでいるかのように見える、満潮時に訪れることをおすすめします。
広島県は「日本の縮図」とも呼ばれています。ゆたかな海と山の自然に囲まれた土地で、農林水産業が盛んであるほか、商工業も発達しているためです。柑橘類や米の生産、カキの養殖などがよく知られています。また、県内には戦前から海軍の基地があったこともあり、機械や造船などの工業が発達していました。最近では、IT関連部品の製造なども活発です。自動車メーカーのマツダの本拠地としても有名です。
昔から中国・四国地方の中心地として歴史を築いてきたこともあり、各地に名所・旧跡、レジャー施設などが非常に多く存在しています。瀬戸内海に面した南部地域では、世界文化遺産の厳島神社や原爆ドームのほか、坂の街として知られる尾道市、海軍の街として発展した呉市などにも見所は豊富です。都市部から離れた山間部には多くのスキー場や、ゆたかな自然を満喫できる国定公園などもあり、引っ越し先でのレジャー・観光を思う存分楽しめます。
広島県民の気質は、一口で言うなら行動派になるでしょう。陽気で世話好き、何事にも積極的でともすれば熱狂的になりやすいところに、広島県民らしさが出ているようです。一方、熱しやすい人ほど冷めやすいと言われるように、広島県民も飽きっぽく、忍耐力が弱く、おおざっぱな一面があると言われています。熱心に地元の広島カープを応援しながら、負けが続くと応援どころか試合結果さえ見向きもしなくなるのも、熱しやすく冷めやすい県民気質から来るものかもしれません。
広島の優遇・支援制度
県民の暮らしを支える優遇・支援制度については、坂町には「子育て支援住宅」という保育所を併設した県営住宅があり、子どもと子育て世帯にやさしい住環境の整備を行っています。子育て支援住宅は、小学校入学前の子どもを持つ世帯が優先的に入居できる県営住宅で、今後も団地の整備が行われます。このほかにも、県営住宅の入居者募集を行っていますので、できるだけ家賃を抑えたい方には、県営住宅の利用をおすすめします。詳しくは県の都市局までお問い合わせください。
子育てに関する支援として、「子育て応援・イクちゃんサービス」を展開しています。乳幼児、小学生の子どもを持つ世帯を対象にした支援事業で、県全体で子育て世帯をサポートしようという試みです。県内全域の協賛企業や店舗で、育児に関する各種サービスなどを受けられます。