岐阜
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優遇・支援制度
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岐阜の基本情報
岐阜県は四方を海で囲まれた日本では数少ない、内陸部の県になります。日本地図で見ると、日本列島のほぼ中央に位置しており、愛知県、三重県、長野県、富山県、石川県、福井県、滋賀県に囲まれています。岐阜県の面積は10,621km2、人口は約209万人となっています。「県の花」はレンゲソウ、「県の鳥」はライチョウです。
県庁所在地は、人口41万人の岐阜市。岐阜市といえば、戦国時代に活躍した武将、斎藤道三や織田信長の居城であった岐阜城が有名です。県内には、戦国時代にゆかりのある名所・旧跡も多く、歴史好きの方にとっては、嬉しい引っ越し先になるでしょう。
岐阜県は自然がゆたかな県としても全国的に有名です。飛騨山脈(北アルプス)や木曽山脈(中央アルプス)には、日本の登山のメッカともいえる山々がそびえており、多くの登山愛好家が訪れます。また、スキー場もたくさんあるので、ウインタースポーツも盛んです。このことからも分かるように、県内には山岳地が多いため、林業も非常に盛んで、全国有数のヒノキの生産量を誇っています。
ゆたかな自然と歴史を有し、観光資源が非常に豊富であることも特長のひとつ。江戸時代の街並みを今に残す飛騨高山や、下呂温泉、奥飛騨温泉郷をはじめとする温泉、長良川の鵜飼いなどもあり、多くの観光客が訪れています。引っ越しが決まったら、有名な温泉でリラックス…なんてことも、気軽にできるかもしれません。
見所がとにかく豊富な岐阜県ですが、その中でもひと際価値ある景勝地が飛騨山脈北部に位置する合掌造りの郷で有名な白川郷です。ここは、日本でもっとも美しい地域とも言われており、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、1995年12月のユネスコ世界遺産委員会によって世界文化遺産に登録されています。また、この白川郷近くにある御母衣ダムは、石と粘土で作られた高さ131メートル、長さ405メートルの巨大ロックフィル式ダムで、展望台からは御母衣湖の美しい眺めが広がります。
岐阜県の県民性は、気候風土や歴史的背景の違いから、県南部の美濃と北部の飛騨の二面性があると考えられています。冬の厳しい気候と闘い、農産物にも恵まれなかった山国の飛騨の人々には、勤勉さや粘り強さがあり、他の雪国に共通する素朴で古風な側面があります。一方、戦国時代から京都と東国の交通の要所となり、幾多の戦乱の舞台となった美濃の人々には、外敵から身を守るための要人深さがあり、表面は穏やかで人当たりの良さを見せながら、内面には芯の強さや揺るがない郷土愛を持つと言われています。
岐阜の優遇・支援制度
たとえば、県内の世帯で、18歳未満の子どもや妊婦がいる場合には、県内の店舗や企業から割引サービスなどが受けられる「ぎふっこカード」が交付されます。有効期限は平成24年3月31日、または一番下の子どもが18歳になって最初に迎える3月31日となっています。引っ越し先の市町村だけでなく、県全域で利用できるカードですので、上手に利用しましょう。
他の都道府県と同様に、住宅向けの太陽光発電設備の補助金・助成金制度もあります。岐阜市の場合ですと、引っ越し先となる岐阜市の住宅に太陽光発電設備を設置する、あるいは設備付住宅を購入する場合、1Kwあたり2万円(最大6万円)の補助を受けることができます。このような制度は岐阜市だけでなく、引っ越し先となる県内の各市町村でも実施しています。