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福岡の基本情報
福岡県は九州の経済・文化の中心的役割を果たしています。関門海峡を挟んで本州と通じており、面積は約4,976km2で、人口は約508万人。県庁所在地は、政令指定都市である福岡市(約148万人)です。大分県、佐賀県、熊本県と隣接しており、海を隔てて山口県、長崎県とも隣接しています。「県の花」はウメ、「県の鳥」はウグイスです。
九州地方でもっとも人口が多い県であり、県庁所在地の福岡市は九州でもっとも人口の多い都市となっています。福岡市のほかにも、北九州市(約97万人)という政令指定都市があります。昔から日本の本州との玄関口としての役割を果たしてきただけでなく、中国や朝鮮半島をはじめとするアジアの国々との玄関口としての大きな役割を果たしてきました。
明治時代に日本初となる近代的な製鉄所「八幡製鉄所」が稼働して以来、工業が盛んな街として発展を続けてきました。現在でも、日本を代表する大手企業の拠点が進出し、日本有数の工業地帯である北九州工業地帯の中心地として栄えています。 なお、この北九州には、九州と本州を結ぶ長大な吊り橋である関門橋と、九州と本州の間にある関門海峡の下を貫く新幹線用の新関門海底トンネルの二つの名所があります。
福岡県は催事や名所・旧跡が豊富で、観光資源にも恵まれており、観光地としても非常に高い人気を誇っています。757年に建立された櫛田神社は、県下でもっとも古い神社で、神社に隣接する博物館には、博多祇園祭りの山車や飾り山笠が展示・公開されています。また、県南部の大宰府には、905年に建立された大宰府天満宮があり、学問の神様として広く知られた菅原道真を祀っています。
一般的にお酒好きが多いとされる九州人ですが、とくに福岡の人は祭りが好きで、お酒好きで、気性が激しく、けんかっ早いと言われています。毎年5月3日から4日に行われ、さまざまな仮装に扮した老若男女がしゃもじを打ちならしながら、博多の市内を練り歩く博多どんたくや博多祇園山笠のにぎやかさは、目立ちたがり屋が多い博多っ子の気性をよく表しているといえるでしょう。県を代表する名物には、明太子やラーメン、銘菓ひよこなどがあり、イチゴなどの農産品の宝庫としても知られています。
福岡の優遇・支援制度
県内で行われている各種優遇・支援制度を見てみますと、とくに、子育て世帯に嬉しい制度が「子育て応援の店」制度です。この制度は、小学校入学前の子どもを持つ子育て世帯を対象に、割引やプレゼント、便利な設備の利用といった各種応援サービスを提供しています。平成23年11月の時点で協賛店舗が約1万5千店を数えるほど、県内で浸透しています。
さらに、「快適な住まいづくり推進助成制度」という制度もあります。この制度では、県が定める環境性能・耐久性の基準を満たし、一定量の県内産木材を使用した住まいを新築、あるいは購入する際に、床面積1㎡あたり2,587円(限度額47万円)の助成が受けられます。この制度を利用するには各種条件がありますので、詳しくは福岡県建築都市部にお問い合わせください。