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優遇・支援制度
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愛知の基本情報
愛知県は全国で第4位となる約740万人もの人々が暮らす、東海地方最大の県になります。面積は約5,200km2で、三重県、静岡県、岐阜県、長野県と隣接しており、尾張地方、西三河地方、東三河地方という3つの地域に分けられます。シンボルとなる「県の花」はカキツバタ、「県の鳥」はコノハズクです。県庁所在地は名古屋市で、その人口は約220万人。県の人口と同じく、全国で第4位の大都市です。それだけ大きな街ですから、名古屋市に引っ越した場合には、生活で不便さを感じることは少ないでしょう。
愛知県は中京工業地帯の中心地で、日本屈指の「モノづくり」が盛んな県でもあります。日本が世界に誇る自動車メーカー・トヨタの本拠地として知られ、自動車に関連する会社が多数存在しています。航空・宇宙産業が盛んであることも特長で、さらには野菜や花の産地でもあります。
名実ともに東海地方の中心であり、本社や支店を展開する企業が多く、大学なども多数存在しています。そのため、就職や転勤、進学などで全国各地から引っ越しをされる方もかなりの数に上ります。県庁所在地である名古屋市を起点に、JRのほか私鉄の鉄道網やバスなどの公共交通機関、幹線道路や高速道路も発達しています。
愛知県に引っ越したらまず訪れたい名所としては、黄金色に輝く一対の鯱を天守閣に飾る名古屋城があります。また、名古屋市には三重県の伊勢神宮に次ぐ重要な皇室の神社と言われる熱田神宮があり、ここには鏡、宝石、剣の「三種の神器」の一つ、「草薙の剣」が祀られています。郊外の観光スポットなら、木曽川沿いにある犬山、日本最大の陶磁器の生産地である瀬戸、三河湾をはさむ西の知多半島や東の渥美半島がおすすめ。犬山城は現存する日本最古の城として知られ、眼下に広がる木曽川の美しい眺めが人気です。
江戸時代に遡る歴史的背景から、伝統的に県東部の三河地方と県西部の尾張地方との間には、互いをライバル視する風潮があると言われています。戦国時代に書かれたとされる人国記にも、尾張人は進取の気が強くてはしっこく、三河人は偏屈で愚直と書かれているほど、両地域には正反対の気質があると言われてきました。この二面性をバランスよく備えているのが現代の名古屋人です。合理主義で倹約家である一方、冠婚葬祭には大盤振る舞いを惜しまない。そんな相反する二つの性質を見事に使い分ける名古屋人気質が、愛知県の県民性そのものでもあります。
愛知の優遇・支援制度
引っ越し後の暮らしに嬉しい各種優遇・支援制度のとしては、名古屋市に引っ越しをされる方で、「18歳到達後最初の年度末までの子ども」を3人以上養育し、そのうち「3歳到達後最初の年度末までの子ども」を一人以上含む方が、一定の所得限度額未満であれば「子育て支援手当」を受けることができます。条件に当てはまれば、月額1万円の手当が支給されます。手当の対象となるのは、「第3子以降の3歳到達後最初の年度末までの子ども」となります。
出産を控えている方の場合、名古屋市と委託契約した医療機関等で、健康診査が受けられる制度があります。さらに、母子健康手帳別冊に挟み込んで、協賛店舗・施設に提示すると割引・特典サービスを受けられる子育て家庭優待カード「ぴよか」を利用することもできます。