大阪の商業の中心地・梅田から淀川を渡ると淀川区となります。淀川区は日本の大動脈・東海道新幹線「新大阪駅」および阪急電鉄の主要ターミナル「十三(じゅうそう)」駅を擁する交通の要所です。
そのほかにも地下鉄御堂筋線やJR京都線も走っているため、梅田や難波エリアに勤めている人や阪急各線に通勤・通学する人たちの引越し先として人気を集めています。
また、大阪を代表する工業地区でもあり、神崎川沿いには工場も多く建っています。
新大阪駅周辺に多くの企業がオフィスを構えることから、地下鉄御堂筋線・西中島南方周辺で住宅街の開発が進んでいました。近年では新大阪駅の北側にある地下鉄御堂筋線・東三国駅周辺や、阪急宝塚線・三国駅周辺に大規模マンションの建設が進んでいます。
神崎川沿いはかつての工場跡地を活用し、商業施設と一体化した複合型開発が進んでおり、ファミリー層が数多く引っ越してきました。また、梅田から2駅という下町の十三エリアは、好立地でありながら中古マンションがお買い得とあって再び人気の引越先として注目を集めています。
- 区役所、警察署、病院など
- 淀川区役所は、阪急十三駅から徒歩5分と便利なところにあります。淀川消防署は区域のほぼ中央に位置し、区内での火災にすばやく対応しています。大阪府で初のWHO/UNICEFが認定した「赤ちゃんにやさしい病院」として知られる「十三市民病院」や「大阪回生病院」など子どもに優しい大病院があるのも特徴。淀川区の警察署は十三駅より徒歩3分のところに淀川警察署があるほか、JR新大阪駅構内には「大阪府警察本部鉄道警察隊列車内ちかん被害相談室」もあります。
- 公園、図書館など
- 夏の大阪を代表するイベント「なにわ淀川花火大会」の大会事務所がある淀川区では、淀川河川敷公園が区を象徴する公園です。広大な河川敷には野球場が3面もあるほかバーベキュー場、野鳥の観察もできる野草地区などが広がっています。この河川敷の近くに図書館もあります。また、子育て世代が多く引っ越してくる淀川区では、アフタースクールの代わりなどをしてくれる「子育てプラザファミリー・サポート・センター淀川」があるというのも特徴的です。
- 主な商業施設
- 十三駅前を中心に飲食店などが軒を連ねています。また、十三駅から徒歩5分ほどのところにある区役所併設の「大阪市立淀川屋内プール」には、温水プールでのスイミング教室のほかトレーニングジムやヨガ教室もあります。また、JR新大阪駅から地下鉄西中島南方駅にかけてはホテルが数多く点在し、ビジネスマンの出張や大阪観光の拠点ともなっています。