道頓堀エリアの南側に位置する浪速区。JR難波駅の南側や、南海難波駅の南側などは再開発によって大型商業施設や高層マンションが増えつつあるエリアで、引っ越し先としても人気を集めています。JR関西本線、JR環状線、近鉄難波線、阪神なんば線、南海高野線・本線、地下鉄御堂筋線、四つ橋線、堺筋線、千日前線が走り、大阪市内はもちろん、和歌山や奈良方面へのアクセスも良いところが特徴です。また、電気街とオタク系ショップが立ち並び“西のアキバ”とも呼ばれる「日本橋(にっぽんばし)」、通天閣でおなじみの新世界も浪速区にあり、個性の強いエリアが集まっています。
浪速区の新しい住宅開発を象徴しているのが、浪速中エリアにある大型商業施設「なんばパークス」付近の高層マンションで、JR難波駅周辺の湊町エリアにも高層マンションが増加中です。
浪速区と言えば、都心の割に地価が比較的安いことから、若者層や外国人も多く住んでいますが、近年は浪速西に分譲住宅地ができるなど、ファミリー層の引越しが人口増の一因となっているようです。一方、日本橋エリアでは、独身者・単身者向けの賃貸マンションが豊富にそろっており、若者層も多く住んでいます。
- 区役所、警察署、病院など
- 行政サービスを管轄する「浪速区役所」は、南海難波駅から南へ徒歩7分ほどのところにあります。また、同区の治安を見守る「浪速警察署」は地下鉄堺筋線恵美須町駅から徒歩3分の場所にあり、近所には浪速区最多規模の病床数を誇る「愛染橋病院」があります。
- 公園、図書館など
- 大相撲春場所の会場として知られる「大阪府立体育館」は南海難波駅から徒歩5分で行くことができます。南海難波駅から徒歩10分ほどの場所にある「大阪市立浪速図書館」は約7万冊を所蔵し、人権に関する書物が豊富です。浪速区の公園としては、地域住民の憩いの場である「芦原公園」と浪速神社内にある「浪速公園」がよく知られているところです。神社では商売の神様として知られる「今宮戎神社」が有名です。
- 主な商業施設
- 難波・日本橋エリアには数多くの商業施設があり、区内最大の総合商業施設「なんばパークス」や日本橋の「でんでんタウン」で、引っ越しの際の家電から日用品まですべてそろえることができるでしょう。また、食材を仕入れるには「木津卸売市場」が地下鉄大国町駅からすぐのところにあるなど便利です。浪速区を代表するランドマーク「通天閣」がある新世界界隈でもリーズナブルな食材などを買うことができます。