大阪市港区は、海遊館や天保山(てんぽうざん)といったアミューズメントスポットのある大阪港エリアと、古くからの住宅街で商業施設も集まっている弁天町エリアが中心です。アミューズメントスポットとして多くの観光客が訪れるエリアでもありますが、地下鉄中央線、JR大阪環状線が走っているため梅田や難波といった大阪市内中心部へのアクセスが良い住宅街としての一面もあります。
関西国際空港や神戸市内をつなぐ阪神高速湾岸線の天保山ジャンクションや国道43号線なども走り、通勤や通学に便利なことから引越してくる人も多いエリアです。
港区はもともと大阪市内で働く人たちの居住区として人気の高いエリアでしたが、弁天町駅前に「オーク200」などの高層ビルが建ち始めてから、さらに引っ越してくる人が増えました。今では、地下鉄中央線・弁天町駅から朝潮橋駅の間に教育・商業・公共施設が集まり、多くの施設が徒歩圏内という便利さがあります。そのため、近年は磯路や夕凪(ゆうなぎ)といったエリアに高層マンションが建つようになりました。また、大阪港・天保山エリアもマンションが増え、天保山の観覧車や大阪湾の夜景などを眺望できるという特徴があります。
- 区役所、警察署、病院など
- 港区役所は、弁天町駅から徒歩10分ほどの場所にあり、区役所を中心とした半径100m以内に警察署と郵便局があります。また、大阪港の西端に大阪水上警察署があるのも特徴です。病院は大阪港駅前に「多根第二病院」や「JCHO大阪みなと中央病院」があり、大阪市内中心部をつなぐ「みなと通」沿いに一般開業医が数多く点在しているので安心です。
- 公園、図書館など
- 港区を代表する海遊館は620種、30000点の海の生き物たちと出会える世界最大級の水族館です。海遊館の近くには、標高4.5mの日本一低い山(諸説あり)、天保山がある天保山公園も有名です。港区最大の「八幡屋公園」には、大阪中央体育館や大阪プール、広々とした芝生広場やジョギング、ウォーキングコースなどもあり、区民の健康増進に一役買っています。また、図書館は弁天町駅から徒歩6分のところにあります。
- 主な商業施設
- 弁天町駅に直結する「オーク200」は高層の商業施設で、レストランやレジャープール、ショッピングモールなどが集まっています。また、区の中央部を走る「みなと通」には商店街や飲食店などがズラリとそろっています。観光地としても有名な天保山エリアには、「天保山マーケットプレイス」という総合アミューズメント施設があります。