かつては阪神工業地帯の中核エリアとして大阪の経済を支えてきた此花(このはな)区。近年では、日本を代表するテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)の進出で関西のエンターテイメントを牽引するエリアへと生まれ変わりました。
さらに、USJの周辺に点在していた工場跡地は、住宅および商業施設の再開発地区として注目されており、「リバーガーデンこのはな」などの分譲マンション郡や一戸建ての居住街が誕生するなど、大阪への引越しを考える人にとっては、注目したいエリアです。
此花区は、広大な工場跡地が残るほか、夢洲(ゆめしま)に統合型リゾート(IR)を建設する構想が上がるなど今後の開発に注目が集まるエリアです。特に、USJと大阪市内を結ぶJRゆめ咲線沿線は住宅開発が進んでおり、新たな引越し先として人口流入が予測されています。また、大阪・難波へと通じる阪神なんば線とJR大阪環状線、JRゆめ咲線が交わる「西九条駅」周辺にはマンションが建設されるようになり、交通の利便性から注目の引越し先となりそうです。
- 区役所、警察署、病院など
- 此花区に引っ越してきた人が転入届を出す区役所は阪神なんば線「千鳥橋駅」から徒歩8分のところにあります。近くには此花警察署や、総合病院の「大阪暁明館病院」もあります。ほかの区と比べると総合病院は少ないですが、診療所や開業医による小規模クリニックが多く点在しています。
- 公園、図書館など
- スポーツ・レクリエーション施設の充実度は大阪でも随一と言われる此花区。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」はもちろん、大阪市最大のスポーツ施設「舞洲スポーツアイランド」には、大規模な国際競技会やコンサートが開かれる「舞洲アリーナ」のほか、野球・サッカー、テニスなど各種球技場がそろいます。さらに北米や北欧風のロッジでリゾート気分を味わえる「ロッジ舞洲」や、磯遊びや散策が楽しめる「舞洲緑道」や「新夕陽ケ丘」などリゾート気分を味わえる公園が充実しています。図書館は、此花区民ホールの2階にあります。
- 主な商業施設
- 此花区の中心となる商業エリアは西九条駅周辺です。駅周辺に飲食店などが立ち並んでいます。また、JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ駅」には、「ザ・パーク・フロント・ホテル」がオープンするなど、今やUSJのための“門前町”だけではなく大阪観光の拠点としても注目を集めています。もちろんリユニバーサル・シティウォーク大阪にも関西初出店となるレストランが登場するなど、エンターテイメントシティとしての魅力にますます磨きがかかっています。