大阪を代表する一級河川の淀川と、その分水流である神崎川に挟まれた東淀川区は、大阪市24区の中で最も北に位置するエリアです。区内には、阪急千里線、阪急京都線、東海道新幹線、JR京都線、地下鉄今里筋線が複雑に入り組んでいるほか、市バス網も充実しています。
梅田や京都に出かけるにも交通至便なのが特徴です。阪急淡路駅周辺を中心に住宅街が広がり、近年は高層マンションの開発も進んでいる梅田のベッドタウンです。また、歴史ある町並みも残しながら大阪市で2番目に居住者の多い区へと発展し、市外から引っ越してくる人も増えています。
駅の高架化に伴い駅前の再開発が進んでいる阪急沿線の人気が高まっています。
淡路駅のほか、「崇禅寺(そうぜんじ)駅」、「下新庄(しもしんじょう)駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅となり、公園や公共施設などが増え、住宅街は進化中です。また、大阪市営地下鉄の中で最も新しい今里筋線沿線にも分譲マンションが増えつつあります。そのため、古くから住んでいる人たちはもとより、東淀川区に引っ越してくる人も増え、若い人からお年寄りまであらゆる世代に好まれるベッドタウンへと変貌しています。
- 区役所、警察署、病院など
- 行政サービスを管轄する東淀川区役所は、阪急淡路駅より徒歩約20分と少し不便ですが、阪急淡路駅から南へ徒歩3分ほどのところに出張所があります。引っ越してきた人の転入届などは出張所でも受け付けてくれます。また、東淀川警察はほぼ区の中心部に位置し、阪急上新庄駅から徒歩15分です。阪急淡路駅周辺には「医誠会病院」や「淀川キリスト教病院」などの大規模な病院があります。
- 公園、図書館など
- 東淀川区民の憩いの場となっているのが、淀川の河川敷です。豊里にある河川敷では大きなバーベキューエリアが人気のほかテニスコートやサイクリングコースもあり、週末の天気の良い日には大勢の人でにぎわいます。阪急上新庄駅から徒歩15分ほど東には、大阪経済大学が運営するギャラリーホール「KEIDAIギャラリー」があり、区民に無料で開放しています。また、今里筋線瑞光四丁目(ずいこうよんちょうめ)駅より北へ徒歩10分ほどのところにある「松山神社」は梅の名所としても知られています。
- 主な商業施設
- JR新大阪東口側は、ホテルが集中しています。その他のエリアでは、大阪経済大学や大阪成蹊大学、関西大学北陽高校が近所にある、阪急上新庄駅、相川駅付近には飲食店などが多く、神崎川や淀川の川沿いには社宅などが多い関係から、大型スーパーなどが多く点在しているのも特徴です。