名古屋市緑区編 引っ越し先はどんな街？
全国住みやすさ大調査

名古屋市の南東部に位置する緑区は、2011年の地下鉄桜通線の延伸、名古屋第二環状自動車道の開通に伴って、近年引っ越し先として注目を集めている地域です。桜通線の延伸によって、区内に相生山駅、神沢駅、徳重駅の3つの駅が開業。名古屋駅まで乗り換えなしで行くことができるので、通勤などにも大変便利です。開業した駅の周辺には、新しくオープンする商業施設も増えています。また、JR東海道本線が通る南大高駅と大高駅、名鉄名古屋本線が通る中京競馬場前駅、有松駅、左京山駅、鳴海駅があり、地下鉄以外の鉄道利用がしやすいのも特徴です。
さらに、名古屋第二環状自動車道の鳴海IC、有松ICが開通したことで、伊勢湾岸自動車道や東名高速道路などへのアクセスが格段に良くなりました。区の南西部には、名古屋高速3号大高線、知多半島道路への入り口である大高ICもあります。

地下鉄桜通線の終着駅がある徳重エリアは、駅の開業に伴って大型ショッピングモールやスーパーマーケットが建ち、生活するのに大変便利な地域です。徳重駅から徒歩1分の場所には、区役所や図書館などを備えた大型の公共施設があり、付近には緑豊かな公園もあります。交通アクセスの良さと豊富な商業施設が揃うことから、若い夫婦やファミリー層の引越し先として注目されています。
旧東海道が通る有松や鳴海エリアには、歴史的建造物が並ぶ古い町並みが大切に保存されています。有松は市の町並み保存地区に指定されており、まるでタイムスリップしたかのような景観が残っています。周囲には桶狭間の戦いの舞台となった「桶狭間古戦場」など歴史を感じられる場所が多く、休日は史跡めぐりを楽しむこともできます。こうした昔ながらの風景が残る一方で、名鉄有松駅や有松ICなどがあり、車や電車での移動も便利。有松駅すぐの場所にはショッピングモールが建ち、風情ある落ち着いた空間でありながら、快適な生活環境も整っているのが魅力です。